プレッシャーをやわらげる科学的テクニック

スポーツをしていて、ある程度のレベルになると技術以上にプレッシャーに打ち勝つ事が必要になって来ます。
特に試合に出場するとなるとなおさらですし、スポーツの場面以外でも、大事な仕事のプレゼン、面接など緊張する場面は色々あります。
僕もテニスのコーチを25年しておりますが、テニスの上手さと試合の強さが必ずしも一致しない場面を何度も見て来ています。
パワフルなプレイヤーが試合では全く打てなくなったり、逆に技術的にはまだまだなのに試合では度胸があってどんどん勝ち進むなんてケースもあります。
緊張を少しでもやわらげたいというのは、共通の悩みだと思います。
心の持ちようもありますが、科学的に証明されているテクニックもありますので、ご紹介いたします。
それは、「口を動かす」という事
人間は口を動かす時 ⇨ 食事をしている状態
人は食事をしている時、本能的に安全な状態と脳が認識する傾向があります。
ですから、口を動かすとリラックスをしやすいということです。
よく大リーグの選手がバッターボックスに入っている時やピッチャーがマウンドでボールを投げようとしている時に口でガムを噛んでいる光景を目にすることがあると思います。
僕は「なんだかマナーが悪いな〜」なんて思って見ていましたが、この話を聞いて納得でした。
日本人はスポーツの最中にガムを噛むことは、マナー違反な部分も多いかと思いますが、例えばテニスだとパートナーとたわいもない会話をする。
例えば「今日のランチ何食べに行く?」
とか、コートチェンジの際に果物を食べたりするだけでも効果があるかもしれません。
よければ試してみてください。